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雑記2021.01.31 Sunday
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Flashの終了でごたごたした件がとりあえず一息つきました。まだ足りない部分もありますが、ブラウザで将皇が全く使えなくなるという事態は避けられたので概ね目的は達成できたと思います。そもそもFlashの件は3年前から知っていたので計画的にやれば良かったんですけどね。ずるずると先延ばしし続けて最後の1か月で突貫作業するはめになってしまいました。ただ、3年前はWebGL版のアプリを作りやすい環境ではなかったので結果的にギリギリまで待って良かったのかもしれません。リバーシアプリをUnityで作った経験も役に立ちました。それがなければさすがに1か月で作るのは厳しかったと思います。
今後はスマホアプリの保守作業を間に挟みつつ次にやる事を決めていこうと思います。Android版をリリースしたあたりから(もう10年以上前なんですが・・)ユーザ数を増やそうとか採算が取れる作業をしようとかそういった事ばかり考えてやってきたので、これからは単純に自分がやりたい事を優先してやるのも良いかなと思っています。数年計画で将棋のAIを一から作り直すとか、詰将棋のオンライン対戦ゲームを作るとか面白いかもしれません。あとは、ふざけた機能を作りたいとか思うことがあります(^^)。棋譜をセクシーボイスで読み上げる機能とか。誰に頼むんだという話もありますが(笑)
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近況報告とFlash終了に伴う将皇(Flash版)の扱いについて2020.12.27 Sunday
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大変ご無沙汰しております。1年ぶりのブログ更新です。
囲碁アプリの開発は挫折しました・・。開発難易度が高いわりにそれに見合ったプレイ人口がいないので、囲碁大好き!という人でないと開発モチベーションが続かないと正直思いました。私の頭が劣化して新しい事に興味が沸かないというのもあると思います。気が向いたら開発するかもしれませんが凍結という形にさせてください。
さて、タイトルに書いた将皇(Flash版)の扱いについてですが、2020年12月31日でFlash Playerがサポート終了になるため来年から使用できなくなります。近年はモチベーションの低下も激しくこのままサービス停止をする事も考えましたが、ありがたい事に長年愛用してくださるユーザがいらっしゃるので、PCのブラウザで動く代替アプリを提供する方向で作業中です。とりあえず最低限の機能が動くレベルまではこぎつけたので以下に公開します。
https://ken1shogi.sakura.ne.jp/shogiwebgl/
対局、実戦詰将棋、勝ち切れ将棋(棋譜リンクを投稿可能)がプレイできるところまではできました。突貫作業で作ったため、バグが多いと思います。ブログのコメントでご連絡頂けると幸いです。機能の要望などもお待ちしています。AIの改善以外はできる範囲で頑張りたいと思います。今後実装したい機能およびFlash版から落とす機能に関しては、以下の通り考えています。
[今後実装したい機能]
・駒画像と盤画像の選択
・音声のON/OFF
・棋譜読み上げ
・戦型選択
[Flash版では存在したが今後実装予定がない機能]
・詰まないかも将棋
・問題のレートとランキング
[認識しているバグ]
棋譜リストで「桂」の文字が表示されない(フォントの問題?)
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今年1年を振り返って(2018年)2019.03.02 Saturday
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2018年の振り返りです。色々放置してしまい大幅に締め切りをすぎてしまいました・・。[プログラム面での成果]
2018年の成果は特に何もなかった気がします。上半期に囲碁のWebアプリを途中まで作ったくらいですかね。あとは既存アプリの保守作業で潰れてしまった感じです。保守作業の割り込みが入ると開発モチベーションが大きく下がるのがつらいところです。
[集客面での成果]
ユニークユーザ数で比較すると、以下のような結果になりました。(スマホは詰将棋を解いたユーザ数でカウント、実際の利用者はこの倍くらい?)
2008年末 約10人/日
2009年末 約1100〜1200人/日
2010年末 約4000〜4500人/日
2011年末 PC版:約11500人/日、Android版:約18500人/日
2012年末 PC版:約14000人/日、Android&iOS版:約27000人/日
2013年末 PC版:約14000人/日、Android&iOS版:約28500人/日
2014年末 PC版:約15500人/日、Android&iOS版:約31000人/日
2015年末 PC版:約16000人/日、Android&iOS版:約42000人/日
2016年末 PC版:約16000人/日、Android&iOS版:約48500人/日
2017年末 PC版:約17000人/日、Android&iOS版:約59000人/日
2018年末 PC版:約17000人/日、Android&iOS版:約55000人/日
アプリのダウンロード数は省略します。Google Playで表示されている総インストール数が、2017年末と比べて逆に減っており連続性を持たなくなったためです。単純に面倒くさいというのもあります(笑)[追記]
と思いましたが、一応書いておくことにしました。
将棋アプリ将皇(Android):462万→435万
将棋アプリ将皇(iOS):337万→409万
将皇入門編(Android):91万→98万
1手詰タイムアタック:38万→38万
将皇入門編(iOS):115万→153万
入門リバーシ:29万→42万[2019年の目標]
何でもよいので達成感のある作業がしたいです。中断してしまった囲碁アプリを再開したいところではありますが、完成までかなり時間がかかるのと囲碁に対するモチベーションが乏しくなってきたため、まずは形になりやすい作業から進めていこうと思います。あとは、将皇(Flash版)をどうするかについても方針を決めないといけないですね。これは別エントリで取り上げようと思います。
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メールで掲示板等で頂いた質問への回答(1)2018.05.04 Friday
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今回はメールで頂いた質問をブログで回答してみようと思います。メールで個別に返信しようとすると、色々悩んで数日過ぎた挙句、返信できなくなる事が多々あるからです。質問の内容はこちらで意訳させていただきました。
【質問】
勝ち切れ将棋は何故ヒントや正解がないのでしょうか?。掲示板で教えてもらうのはハードルが高いです。
【回答】
"正解"と"ヒント"を一緒にすると混乱するためそれぞれ分けて回答します。
>何故正解がないのか?
勝ち切れ将棋はプロ(又はアマチュア高段者)の棋譜を利用した問題集です。有利な局面を引き継いで相手の玉を詰ませば勝ちとなるため、どのような経路を辿っても勝てば正解となります。そのため単一の正解手順がありません。
>何故ヒント機能がないのか?
ヒント機能は将来的には実装する予定があります。ただし、いくつか懸案があり慎重になっています。
>懸案について
ひとつは技術的な問題です。ヒント機能を実装するには、現在の一番強いCPU(LV5 or 6)より大幅に強いCPUを作る必要があります。そうしないと「ヒント機能を使ったのに負けてしまった」という事があるためです。私が開発したリバーシのアプリにはヒント機能や解析機能がありますが懸念した事が起きており、アプリの評価を最低に下げられる事があります。そのため、中途半端に作るぐらいならCPUを1から作りなおすレベルで考えないとダメだなと思っています。
もうひとつは、掲示板のコミュニティ機能を損なうのではないか?という不安です。勝ち切れ将棋の掲示板は、自分が対局した棋譜を投稿してコメントしたり他の人に質問したりできます(現在はPC、タブレット端末のみ)。そのコミュニティ性は他の将棋アプリにはない独自のものであり、今後も重視していくつもりです。ヒント機能を作る事でその盛り上がりが欠けてしまうのではないか?という不安があります。
以上が回答となります。
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面倒くさい作業が増えた2018.03.31 Saturday
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将皇の問題配信で使っているGoogleのサーバ(AppEngine)でJava7が使えなくなるからJava8に移行してくれとアナウンスが来ました。Java7でデプロイしたプログラムは来年の1月で強制的にシャットダウンするという事です。( ´_ゝ`)フーンと思って移行方法を調べてみたところ芋づる式に作業が増える事が分かりテンションがガタ落ちです。とりあえずまとめてみます。
■Java7からJava8への移行方法について
Migrating from Java 7 to Java 8 Runtime
https://cloud.google.com/appengine/docs/standard/java/migrating-to-java8
をみるとappengine-web.xmlに<runtime>の設定を追加してデプロイすれば良い、とあるので早速試してみたところエラーがでました。「今使っている環境が最新でない(むしろかなり古い)ので最新にしてから考えよう!」と思い調べると、現在使っている「Google Plugin for Eclipse」が非サポートになっていた事を今更知りました。「Cloud Tools for Eclipse」に移行せよとのことです。
■Cloud Tools for Eclipseの移行方法について
Google Plugin for Eclipse からの移行
https://cloud.google.com/eclipse/docs/migrating-gpe?hl=ja
新しいソフトウェアをいくつかインストールする必要があります。普段なら面倒臭い作業ですが、開発環境を新しいPCに移行する必要が元々あったため、ちょうど良いきっかけになりました。手順に従って移行するといくつかエラーが発生します。エラーの内容をググって解決。解決した後にナレッジをまとめたQiitaを発見しました…。
Google Plugin for Eclipse から Cloud Tools for Eclipse への移行
https://qiita.com/kazuki1600/items/360f649d158cd81191c2
色々あったけどjava8でデプロイできました。と思ったら実行時エラーが発生。Java8でサポートしていないクラスがあるとのこと。使っていないので削除!削除!
今度は別のエラーが発生。これが一番の問題です。移行ガイドを再度読んでみたところ「Cloud Tools for Eclipse はエンティティ クラスを自動拡張しません」という一番がさらっと書いてあって、このせいでエラーが起きていました。端的にまとめるとDBアクセス系の関数が全部非サポートということです。移行の方法がさらっと書いてありましたが、Stackonverflowの事例を見た限りでは別のライブラリを使った方が早いみたいです。
DataNucleus JDO with Google Cloud Tools for Eclipse
https://stackoverflow.com/questions/43395026/datanucleus-jdo-with-google-cloud-tools-for-eclipse
それなりのプログラム修正が必要です。残念無念。しっかりしたテストも必要だし、この作業に集中しても半月以上かかる気がします。3か月くらいかけて少しずつ進めていこうと今は考えていますが、それにしても大幅なモチベダウンです。
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