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今後の予定など2019.03.25 Monday
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入門リバーシ(iOS)も概ね開発が完了しました。あとは適当にテストをしてリリースしようと思います。というわけで、今後やる事をまとめておきます。
[iOSアプリ(将皇、入門編)のVUP]
1年以上更新しておらずiOS12の対応もしていない状況なので(動いているようですが)、機能追加しつつバージョンアップしようと思います。できるだけAndroid版と同等の機能にしたいです。
[将皇(Web版)の開発]
Flashが2020年で終了するためWeb版のリメイクを始めていこうと思います。手間を考えるとサービス終了もやむを得ないかな?と思う事もありますが、できるだけ頑張りたいです。長く使い続けてくださるユーザのためにも何とかしたいです。ひとつ気になっている点として、今年の後半あたりからFlashがデフォルトで無効になるという情報がありました。Flashを有効にする設定をブログで案内するなどしていこうと思います。
9月の「Firefox 69」で「Flash」プラグインをデフォルト無効に
https://japan.cnet.com/article/35131252/
開発はUnityを使う事にしました。以前公開した入門リバーシ(Web版)で試してみたところ、現実的な時間で起動できるようです。数年前は起動だけで1分以上かかった事を考えると凄い進歩です!
入門リバーシ(Web版)
http://ken1shogi.sakura.ne.jp/reversi/webgl/
Web版は、まずは最低限の機能(対局、詰将棋、勝ち切れ将棋+棋譜リンク作成)から始めていこうと思います。レート制度や「詰まないかも将棋」の優先度は低めです。それよりも、一から将棋AIを作り直してレベル7以降を導入したいですね。勝ち切れ将棋で遊ぶときにCPUのレベルを極限まで強くしたらもっと楽しいかな?と思うことがあるので。
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雑記2018.03.07 Wednesday
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既存アプリのメンテ作業がようやく一息つきました。現況や頭の中で考えている事を整理するために色々書いていきます。
■Javaアプレット(JRE)のサポートを継続するかどうか
先日、Javaアプレットで使用している署名の有効期限が切れる旨のメールが届きました。署名にかかる費用は年間6万円。結構かかります。しかも昨年のバージョンアップでJavaアプレットを使用しないバージョンをリリースしており、Internet Explorer(IE)以外のブラウザではJavaアプレットは不要になっています。わざわざ古いIEのためだけに年間6万払ってサポートを継続したくないのが私の本音ですが…、なんと私のサイト利用者はIE使用率が未だに5割を超えています!!やはりサポート継続した方がよいのでしょうか?いずれにせよ2020年末でFlashが使えなくなるため、IEサポートはそこが限界なのですが。
■将皇に解析モード?
駒損や詰みの見逃しレベルの指摘を可読性のある表現でサポートしてくれる解析モードを作りたいと時々考えています。入門リバーシで作ったようなヤツです。ガチ勢の使用に耐えうる評価値もできればいいなと少し思います。ただし、しっかりしたものを作ろうとすると解析プログラムはサーバサイドで動かさないといけないし、今のユーザ数に耐えうるシステムを準備するとお金がどれだけかかるやマネタイズをどうするか等考えることが多いです。解析モードを1回使うのに動画を視聴するとか受け入れられるんでしょうか?それでも黒字にならないかもしれません。将棋プログラムをはじめから作り直さないといけないからすぐには無理ですが。
書きながら思いついた!将皇入門編の方で実装するのは面白いかもしれません。あちらのAIに負ける人はかなりの悪手を指しているわけだから、簡単なものでもニーズにマッチしたものが作れるかもしれない。
■将皇(HTML5版)
Javaの方でも少し書きましたが、2020年末でFlashが使えなくなります。すなわち将皇(Flash版)が動かなくなります。あと2年半の間に将皇(HTML5版)を作らないといけないわけです。幸いにも囲碁アプリを作る過程でHTML5のGUIを作る目途は経ちましたが、モチベーションがちょっと…な感じです。手を動かせばできると分かっているといまいちモチベーションも湧きません。このままずるずると時間がたつとヤバい気がします。
■囲碁アプリ
途中で止まってしまった開発を少しずつでも再開させたいです。頭の中では完成系が見えており、あとはそれを形にしていく作業となります。DeepLearningは全くの初心者なので一から勉強しないといけません。とか思っていたら、囲碁プログラム「AQ」開発者である山口さんが、DeepLearningを使った囲碁プログラムの教材「Pyaq」を公開されました!!これは大変ありがたいです。動くものがあれば理解度も断然違ってきますので本当に助かります。
Pyaq
DeepLearningを学ぶにはGPU付きのマシンも必要です。デスクトップPCは置く場所がないのでNG。最終的に動かすプログラムはクラウド上だとしてもテストはノートPCでやりたいと思い色々調べました。現状では4月に発売するSurfaceBook2の15インチが一番良いと思っています。SSD 1TBタイプで税込み40万。ちょっと高い。
https://www.microsoft.com/ja-jp/surface/devices/surface-book-2/tech-specs
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今年1年を振り返って(2017年)2017.12.29 Friday
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今年一年の振り返りです。毎年ご覧になっている方は分かると思いますが、ほぼコピペになっております(笑)[プログラム面での成果]
最近(といっても10年ぐらい前)のコンピュータ将棋について勉強してAIを強くしました。これで初段ぐらいの人でも手ごたえのあるAIになったと思います。AIを強くする開発はやりがいがあって楽しかったです。ただ、作ったAIをWebやアプリに組み込むのが非常に手間がかかり「面倒くせ〜」と独り言をつぶやきながらの開発でした。[集客面での成果]
ユニークユーザ数で比較すると、以下のような結果になりました。
2008年末 約10人/日
2009年末 約1100〜1200人/日
2010年末 約4000〜4500人/日
2011年末 PC版:約11500人/日、Android版:約18500人/日(詰将棋を解いた人をカウント)
2012年末 PC版:約14000人/日、Android&iOS版:約27000人/日
2013年末 PC版:約14000人/日、Android&iOS版:約28500人/日
2014年末 PC版:約15500人/日、Android&iOS版:約31000人/日
2015年末 PC版:約16000人/日、Android&iOS版:約42000人/日
2016年末 PC版:約16000人/日、Android&iOS版:約48500人/日
2017年末 PC版:約17000人/日、Android&iOS版:約59000人/日アプリのダウンロード数はこんな感じです。
将棋アプリ将皇(Android):404万DL→462万DL
将棋アプリ将皇(iOS):208万DL→337万DL
将皇入門編(Android):73万DL→91万DL
1手詰タイムアタック:35万DL→38万DL
将皇入門編(iOS):42万DL→115万DL
入門リバーシ:17万DL→29万DL今年は藤井4段の連勝記録などで将棋が取り上げられる事が多く、特に6〜8月は空前の将棋ブームでした。アクティブユーザ数が今の2倍でしたからね。恐らくあの数値が私のアプリ人生でのピークだと思います。あとはどれだけ長く続けられるかでしょうか。生きている間は気長に続けたいと思います。また、リバーシアプリが意外とダウンロードされている事に今気が付きました。作者的には一番力を入れたアプリなので(iOS版の評価が☆4.9!)、ブログをご覧になっている皆様にぜひ年末年始で遊んで頂きたいです![来年の目標]
一昨年に挫折した囲碁プログラムの開発をもう一度頑張ってみようと思います。リリース時期は決めずに一つ一つの部品を作っていきたいです。2020年末にFlash Playerが終了して将皇(Flash版)が使えなくなる件の対応も少しずつ進めていこうと思います。
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雑記2017.12.26 Tuesday
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開発が少し落ち着きました。来年以降に何をするか考えてみようと思います。
まず「何をやりたいか?」を考えると「人から注目されるゲームを作りたい」という気持ちがあります。将皇は非常に多くのユーザに使って頂いており大変感謝しているのですが、知名度や注目度という意味では悲しいかなほぼゼロです・・。Twitterでバズられるようなアプリを一度で良いから作ってみたい。いや、そこまで行かなくてもちゃんとしたゲームっぽいものを一生の間に一度は作ってみたいです。あとは「人の役にたつアプリを作りたい」ですかね。「将皇入門編」や「入門リバーシ」は学習用アプリとして評価されていて、ユーザからの「分かりやすい」というレビューが凄くモチベーションになります。人から感謝されると嬉しくなりますよね。学習用アプリに関していうと、囲碁をゼロから学ぶアプリが不足していると思います。囲碁って覚えるのが難しいんですよね。囲碁は石の種類が2種類しかないし、覚えるルールが少ないから将棋より簡単と経験者は言うのですが、「ルールが分かる=遊べる」ではないんです。その辺りも考慮して楽しく囲碁が遊べるような入門アプリを作りたいなと考えています。そう考えていくと、来年は囲碁アプリの開発をメインでやるのが現実的な気がします。それがうまくいったら、次は囲碁をテーマにした女性向けゲームとか採算度外視で作れば一部の人にはバズるかもしれません(笑)
あとはブログの更新頻度を増やしたいです。バージョンアップの時だけ更新する今のやり方だと放置になってしまいますからね。書いてある内容がつまらなくても、技術的に拙くてもとりあえずたくさん書いていくつもりです。
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雑記2017.10.21 Saturday
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思いついた事を適当に書いていきます。
Twitterで書いた方が良い気もしますけど、何となく書きたい事を躊躇してしまうのでブログの方で書きます。藤井4段の連勝と将棋ブームは凄かったですね。私もニコ生の将棋実況で応援していました。将皇もブームの恩恵をうけることができて、AppStoreで総合TOP5に入ったりデイリーアクティブユーザ数が2倍になるとか訳のわからないことになりました。7年かけて地道に増やしたユーザと同じ数が1か月の間に一気に来たといえばその凄さが分かってもらえるでしょうか?当時は、嬉しい気持ちが半分、そのユーザがすぐにいなくなってしまうであろう喪失感の先取りが半分という感じでしたね。7月は開発作業を何もやっていなかったのですが、何もやっていない時が一番ユーザ数と収入が良くてこの世の無常も感じました(笑)将棋を新しく始める人が増えた中で、「将皇入門編」が分かりやすいという感想をアプリのレビューやTwitterで頂きました。こういった感想をもらえるのはかなり嬉しかったです。将棋普及の面で少しは貢献できたのかなと達成感を得ることができました。普及という意味では英語版も作りたいです。丸投げできるなら赤字でもやりたいですけど、私が手を動かさないといけないのでそこがネックになっています・・・。
将棋実況でコンピュータ将棋の評価値や読み筋が出るのは自然な形で受け入れられているようですね。どちらが優勢かという情報が数値で見られると楽しみに幅が増えるのかもしれません。ただこれが行き過ぎると「コンピュータが指示した最善を人間が選べるか」を観戦するゲームになってしまわないかが心配です。棋士の先生が解説している途中で「評価値見せて」みたいな書き込みがあるとリスペクトが足りないなとも思ってしまいます。AIの進化がゲームに与える影響はオセロやチェスの後追いだと思うので、それらがどういった遷移をたどっているのか知りたいです。とまぁこんな感じです。年内にはiOS版の将皇をリリースできるように頑張ります!
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